旧石器の生活

旧石器時代の生活-狩場-

旧石器時代の狩場としては、落とし穴が発見されている例が上げられます。
横須賀市の打木原遺跡では落とし穴と思われる深い掘り込みが12基見つかっています。その他には、綾瀬市の上土棚遺跡で深さはありませんが、細長い形状の掘り込みが見つかっています。旧石器時代の遺跡では、こうした掘り込みが見つかること自体が極めて稀で、当時の生活の一端を示す貴重な発見例と言えます。打木原遺跡の例では、下図のとおり地形の等高線に直交する方向に落とし穴が等間隔に作られています。

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