横浜市中区 山下居留地遺跡

異国情緒豊かな外国商館跡

山下居留地遺跡は、当初の外国人居留地の中心部にあたり、開港当初から外国商館が建設されています。この地域は1923年(大正12)の関東大震災により甚大な被害がもたらされ、居留地のほとんどの建物が倒壊しています。山下居留地遺跡の発掘調査では関東大震災の瓦礫直下から煉瓦や切石による商館の基礎遺構などが姿を現しています。

山下居留地遺跡 調査状況
山下居留地遺跡 調査状況

 今回の調査区に該当する代表的な商館は、48番地(英国系貿易商社・モリソン商会)・54番地(独国系総合商社・イリス商会)・55番地(英国系貿易商社・コッキング商会)の大部分と53番地及び街路の駿河町通りの一部が該当します。

山下居留地遺跡 全体図
山下居留地遺跡 全体図

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